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こんにちは！ ユウです。
「起業したいけど失敗したくない」
「可能な限り起業でリスクをとりたくない」
「起業の失敗談ってどんなのがある？」
上記のような願望や疑問をお持ちではないでしょうか。
当記事では上記の願望や疑問にお応えするために、すでに起業で失敗した人から情報をまとめた、起業の失敗談を7つご紹介いたします。
もちろん失敗談を紹介するだけでは改善になりませんので、その原因と失敗を回避する具体的な対処法についても解説していきます。
ぜひ当記事を参考に起業のリスクを最低限まで低下させ、安全な起業を行なってください。
もちろん起業をするにあたって100%安全な戦略などありはしないのですが、当記事を読めばある程度のリスクを回避することは可能です。
参考にしていただければ幸いです。
それでは本題に入る前に、「起業は準備で決まる」という前提の部分から解説していきましょう。
目次
起業は準備無くして成功しない！
起業は全てが「準備で決まる」といっても過言ではありません。
では起業における準備とはどんなことが考えられるのか？
下記のような準備は最低限行なっておきましょう。
- 資金の準備
- 知識の準備
- 時間の準備
１つずつ解説していきますね。
資金の準備
まずは資金に関する準備です。
起業は少ない資金でできるようになったとはいえ、それでもそれなりにお金がかかるものです。
特に勘違いされている事柄として「資本金は1円からでも大丈夫」ということを「1円から起業ができるんだ！」と思ってしまうことが挙げられます。
会社を起こすには様々な諸費用がかかりますので、1円から起業できるわけではありません。
起業には最低でも数十万円はかかることを知っておいてください。
それが最低限の起業における資金の準備です。
そこから起業に実際必要な費用を捻出していかなければならないので、資金の準備無くして、起業は成功できないと思っておいていただけると幸いです。
知識の準備
起業は知識なくして達せられるほど簡単なものではありません。
法務の知識から税金の知識、経理の知識など専門知識が少なからず必要になってきます。
もちろん、ある程度の売り上げを出すことができるのであれば、専門家に丸投げすることも可能です。
しかし起業したての人間が全ての事柄を専門家に投げられるほどの資金力があるとは思えません。
起業初期は自分である程度の事柄は処理していく必要があります。
頭でっかちになってはいけませんが、最低限の知識は必要であるということは頭に入れておいてくださいね。
時間の準備
起業には少なからず時間がかかります。
起業して軌道に乗るまで数年かかることもザラだから。
そのため最初から覚悟を決めて会社を辞め、起業に専念するというのも悪くはないのですが、非常にリスキーであることは知っておいて欲しいです。
起業が軌道に乗るまでは「会社員を続けること」も重要になってきます。
週末起業でも構いませんので、まずは時間をしっかりと設けてコツコツと取り組むようにしてください。
時間を少しでも起業に割くことがポイントとなって来るので、逆に時間を少しでも作れないのであれば起業は諦めるべきでしょう。
休日だけでも時間を作って起業に時間を充ててください。
上記３つの準備「資金」「知識」「時間」が起業に最低限必要な準備です。
これらの最低限の準備は整えた上で、それでも起業に失敗してしまうパターンもあります。
次章ではその「起業での失敗談」について詳細を述べていきましょう。
起業の失敗談7選とその回避方法
起業の失敗談は主に下記7つに分類されます。
- メンターの選び方を間違える
- 起業に関する知識をつけすぎてしまう
- 投資という発想がない
- 事業の組み立てを顧客優先にしていない
- 質の低いアポイントメントを取ってしまっている
- 専門家を信頼しすぎてもいけない
- 人に裏切られる
１つずつ紹介していきましょう。
メンターの選び方を間違える
まずよくある失敗としてメンター（指導者）の選び方を間違えること。
メンターを間違えると、どれだけ努力してもお金を使っても、成果につながらないことがほとんどです。
メンターはそれだけ成果を出すのに重要な要素といえます。
起業で成功したいのであれば実力があり、信頼のおけるメンターを設定することが大切です。
もしメンターなく、起業を始めようとしているのであれば悪いことは言いません、メンターを見つけるのが先決です。
なぜならメンターというすでに起業に成功しているモデルケースを参考にすることで、これから紹介する多くの起業における問題を回避する方法を教えてもらえるから。
起業をするにあたって、先ほど述べた「資金」「知識」「時間」について重要な要素がメンターなのです。
メンターの選び方を間違えるの原因とは？
では間違ったメンターを選んでしまう原因とはなんでしょうか。
考えられるのは「アポイントメントをとる回数が少なすぎる」「ポジショントークに踊らされている」の２つが考えられます。
まず1点目の「アポイントをとる回数が少なすぎる」のは、メンター候補の人が少ない状態でメンターを選択してしまうという失敗です。
選択肢が少ないことはすなわち実力のあるメンターに出会える可能性が少ないことに繋がります。
2点目の「ポジショントークに踊らされている」は、メンターの口車に乗せられてしまうということ。
あなたを成功させるビジョンがなくともポジショントークがうまい人は大勢います。
そういった口先だけの人に騙されて契約をしてしまうと起業で失敗するのです。
「アポイントの回数」「ポジショントークに乗せられる」この2点がメンター選びの際、失敗する原因と考えられます。
メンターの選び方を間違えるの回避方法
さてメンター選びの間違いについての回避方法についてですが、「アポイントを多くする」と「ポジショントークを見破る」の2点が重要です。
まず「アポイントを多くする」ことはすなわちメンター候補を多くして、その中からもっとも良さそうな人をメンターに設定すること。
これだけでメンター選びを失敗する可能性がグッと低くなります。
またアポイントを多くすることで、「ポジショントークを見破る」という次の対処にも効果的です。
なぜなら多くの起業家、経営者と会うことで実力のある人とそうでない人を見極める目が育つため、下手なポジショントークなら見破ることができるようになるから。
ポジショントークを見破ることができるようになれば、自分の利益のためにあなたを騙す人を見極められるようになるため、メンター選びで失敗する確率が低くなります。
ぜひ多くのアポイントを取ることと、ポジショントークを見破ることについて意識してみてください。
そうすれば少なくともメンター選びで失敗することは少なくなるでしょう。
起業に関する知識をつけすぎてしまう
次に紹介する起業の失敗要因は「無駄に知識をつけすぎてしまう」ことです。
起業の準備の段階で「知識の準備はしましょう」と述べましたが、過剰な知識はむしろ起業の邪魔になります。
起業に関する知識をつけすぎてしまうの原因とは？
起業の際、知識をつけすぎて失敗してしまうことの原因は「失敗したくない」という気持ちの裏返しでしょう。
失敗したくないという理由から知識をつけることに意識を向けすぎることで、本来の業務がおろそかになってしまうという状態。
簡単にいえば「頭でっかち」になってしまうこと。
頭でっかちの状態では行動が後回しになり、成果を出すことができなくなってしまいます。
知識をつけることは重要ですが、つけすぎるのも問題なので気をつけましょう。
起業に関する知識をつけすぎてしまうの回避方法
知識をつけすぎて行動できなくなってしまう事柄の回避方法は、前に進みながら勉強する癖をつけるといいです。
「前に進みながら勉強する」とは行動しながら、必要になったらその都度勉強するということ。
必要なことを必要なタイミングで勉強することで、行動を先に回すことができます。
行動を先に回すことで成果を先に出しながら必要な情報を収集していけるので効率の良い勉強ができます。
もし自分が今頭でっかちになってしまっていると自覚がある場合は、今すぐ行動→勉強の順番に切り替えましょう。
そうすればより効率よく行動しながら知識をつけることが可能になりますので。
投資という発想がない
次は投資の概念についてです。
起業を行うということは少なからず投資をすべきシーンが訪れます。
例えば、広告を打つ場合や、新しく人員を雇う場合には投資が必要になります。
自分（社長）がやらなくていい業務を他人に任せたり、広告を打って宣伝効果を倍増させたりと利益を大きくするために投資は必須事項です。
しかし、起業したての社長は投資がなかなかできないケースが多いです。
その原因について述べていきましょう。
投資という発想がないの原因とは？
「投資の発想がない」の原因は「お金を使う恐怖心」からくるものでしょう。
資金の少ない起業したての状態では、お金を使うことに抵抗があるのはわかります。
しかし利益を最大化するためには、必要な資金は投資に回して、その効果を検証していく必要があるのです。
最初は恐怖心もあるでしょうが、資金をうまく使う癖をつけるためにも投資を経験しておいた方が良いでしょう。
投資という発想がないの回避方法
投資の発想がない場合の対処方法は投資をする癖、資金をうまく使う流れをつくるということです。
「投資を行う→その効果をデータとしてまとめる→次の投資の参考にする」という流れを作れば利益の最大化が望めます。
そのためにも初期投資を行うためのお金の準備が必要になってくるのです。
先ほども述べましたが、お金の準備が非常に重要になってきます。
投資に使えるくらいのお金の余裕を持って起業するというのも大切なことです。
お金の準備は起業でも最重要事項といえますね。
可能であれば数百万円〜数千万円を準備して起業に臨むのがベストです。
事業の組み立てを顧客優先にしていない
次の失敗要因は「事業の組み立てを顧客優先にしていない」ということ。
具体的にいえば顧客のニーズを意識せず頭の中で事業を組み立ててしまっている状況です。
事業を頭の中で組み立ててしまうと、顧客のニーズとかけ離れた事業展開をしてしまい、結果として利益が減少してしまいます。
事業はあくまで顧客ありきのものですので、頭の中で事業を展開するのは非常に危険な状態です。
事業の組み立てを顧客優先にしていないの原因とは？
さて事業の組み立てを頭の中でしてしまう原因は「顧客アポの少なさ」でしょう。
顧客に実際に会って、そのニーズを見極めるという段階を飛ばして事業の展開をしてしまうのが原因です。
顧客アポもそれなりに数をこなしていかないといけません。
顧客ニーズを掴むことが事業において最も重要な事柄ですので。
事業の組み立てを顧客優先にしていないの回避方法
事業の組み立てを顧客優先にしていないの回避方法は、「顧客アポ」をたくさん行うことです。
もしもアンケートなどを取ることができる事業であれば、アンケートなどで顧客ニーズをしっかりと掴むようにしてください。
顧客のニーズが理解できれば、ニーズに適した事業展開を行うことができるので、利益を最大化することができます。
とにかく顧客のニーズに寄り添った事業展開をするように心がけましょう。
質の低いアポイントメントを取ってしまっている
次に紹介するのは質の低いアポイントメントを取ってしまっているということです。
顧客アポでもメンターのアポでも質の高いアポイントメントを取ることに意識をおくべきでしょう。
この「アポイントメントの質がよくないこと」が起業で失敗する大きな要因になるのです。
質の低いアポイントとは、アポイントの目的が明確でない場合や、相手のレベルがアポイントに値しない場合などが該当します。
たとえば目的ないアポイントを行なってしまった際は、ゴールが明確ではないため目的達成の意識がなく、定着がおろそかになってしまうのです。
また相手のレベルが低い場合などは、アポイントの時間が無駄になります。
このように質の低いアポイントを行なっていると時間を無駄にしてしまうので、成果が出ないばかりか事業に使う時間すら無駄にしてしまうため、生産的ではありません。
質の低いアポイントメントを取ってしまっているの原因とは？
質の低いアポイントメントを取ってしまう原因とは、アポイントメントの前にどれだけ準備をしているかに依存します。
アポイントメントの前にどれだけ準備ができているかどうかでアポイントメントの質は大きく変わってきます。
例えば、アポイントメントの目的を明確にしておくことや、アポイントメントの前に何を話すのかすり合わせをしっかりしておくことが重要なのです。
アポイントメントの目標や内容を明確にすることで、質の低いアポイントを取る可能性は非常に低くなります。
質の低いアポイントメントを取ってしまっているの回避方法
質の低いアポイントメントの回避方法はとにかくアポイントの前にアポイントメントの準備を行うことです。
先ほども説明しましたが、アポイントメントの準備として、「何を話すか」「誰と話すか」という点を明確にしておく必要があります。
そのためにはアポイントを行う前にメッセンジャーなどを用いて、すり合わせをしておくことが重要です。
たとえ優秀な人と話す場合でも何を話すかが明確ではない場合は、時間を無駄にしてしまう場合があるので注意が必要。
話す前にどれだけ準備をするかを意識してください。
専門家を信頼しすぎる
専門家（税理士など）を信頼しすぎるのも危険です。
起業の失敗の原因として、専門家に丸投げしすぎて結果として損をしてしまうという場合もよくあります。
税理士などはあくまでも税金の専門家であり、経営の専門家ではありません。
専門家の力を過信してしまうと、起業を成功させるという目標から離れていってしまうのです。
専門家を信頼しすぎるの原因とは？
さて、専門家を信頼しすぎることの原因とはなんでしょうか。
それは知識のなさから来る不安でしょう。
知識のなさから結果として専門家を頼ってしまうのです。
専門家を頼るのは悪いことではないのですが、知識があまりにもない状態で専門家を頼ってしまうと、専門家にどの程度の仕事をお任せすればいいのかが曖昧になり、結果損をする場合も多いのです。
専門家を信頼しすぎるの回避方法
専門家を信頼しすぎる問題の対処法は、シンプルで「知識をつける」という対応を行いましょう。
知識がつけば専門家にわからないことを質問するだけで問題が解決できます。
全ての事柄に対応するだけの知識をつける必要はありませんが、ある程度の知識をつけてから質問するようにしましょう。
そうすることで、専門家に丸投げすることがなくなりますので。
丸投げしなくなると必要な部分だけ専門家に頼ることになり、無駄がなくなります。
費用の節約にもなりますし、効率的な専門家への頼り方になるのです。
専門家に頼ることは悪いことではありませんが、ある程度の知識をつけてから頼るようにしましょう。
そうすることで無駄を省き、適切な対応をしてもらいやすくなります。
人に裏切られる
最後に紹介する起業での失敗談は「人に裏切られること」です。
人は裏切ります。
友人だったり、信頼する人だったりでも裏切る時は裏切ります。
そういったことが考えられるので「裏切られた時にどうするか」「裏切られないようにどうすればいいのか」を常に考えておかなければなりません。
では裏切られる原因とは？からお話ししていきましょう。
人に裏切られるの原因とは？
人に裏切られる原因は「人を信頼しすぎる」ということが考えらます。
「この人は裏切らないだろう」と考えて物事を進めると裏切られた時のダメージが大きいです。
そうならないためには「この人は裏切るかもしれない」と常に考えて注意するようにすることが重要です。
起業をするということは、その責任が社長であるあなたにのしかかるものですので、他人を信頼しすぎないようにすることも大切になってきます。
人に裏切られるの回避方法
人に裏切られることの回避方法は「契約書をしっかりと発行する」ことでしょう。
人は裏切ることを前提にして、裏切られないようにどういった施策をすればいいか考えた時、契約書が絶大な力を発揮します。
契約書を発行することで、言った、言わないの水掛け論になることがなく、明確に契約内容を形に残すことが可能です。
契約を形に残すことで、裏切られる確率をそもそも下げることができますし、もし裏切られた場合の対策としても機能します。
人を疑うのは気が引けるかもしれませんが、まずは起業の成功のために、人を疑って契約書を発行することを徹底しましょう。
そうすれば結果として裏切る人の数が減り、良好な事業を行うことができますので。
起業の失敗談を踏まえて、起業を成功させよう！
以上、起業の失敗談とその対策方法について解説してきました。
なによりも起業においては準備が重要です。
「資金」「知識」「時間」をしっかり用意した上で、今回ご紹介した失敗談7つの回避をしっかりと行えば、起業で失敗する確率は非常に低くなるでしょう。
ただし今回ご紹介した対策をしっかりと行なっても必ず成功させることができるとは限りません。
起業はそれだけ難しい事柄なのです。
その場合は「適切なメンターを設定する」「アポをたくさん行う」「投資を積極的にする」「データを取って最適化を行う」などなどの今回紹介したテクニックを利用して、リスクの最小化を行いましょう。
そうすれば、少ないチャンスをものにすることもできるはずです。
しっかりと準備を行い、対策を考え、起業に挑んでくださいね。
